こんばんは、はっかいにゃーでーす。
興奮する蝶々夫人ことソフィのアップに
思わず素で「うわっ」と言ってしまいました。
それでは今回も行ってみましょう。
以下には、シャドーハウス38話の重大なネタバレがありますので閲覧の際にはお気をつけください。
シャドーハウスの連載は最新話3話分までこちらから読むことが出来ます。
口吻を出しながら興奮
(……多分そんな駄洒落ではないと思います。)
蝶のように舌先から黒い口吻を出しながら窓に張り付くソフィ。
しかも、「どんな味がするのかしら」なんて言うからさらに気味が悪い。
今までにも沢山すすを味わってきたみたいな言い方ですね…。
そして、ドン引きのパーマネント男爵ことライアンが「顔」が出てるぞ、と突っ込むと落ち着きを取り戻したソフィは元のシャドーの姿に戻ります。
ジェラルドとアイリーンの二人の反応からみると本当に重鎮たちは普段は顔を出さないんですね。
そして、興奮すると顔が出るというのも新しい情報です。
落ち着きを取り戻したソフィは本来のクールな感じで
「……場の雰囲気が盛り上がるのは良いことです」などとお茶を濁していますが、今ここで盛り上がっていたのはソフィだけだったような気もします。
喜ぶリッキー
回転扉の仕組み上、何度かグルグルしてから、
リッキーはショーンとジョン様と別れパトリック様の場所にたどり着きます。
パトリック様は、落ち着きを取り戻していたのでしょう。
リッキーがパトリック様に会えて浮かべたのは焦燥の表情ではなく安堵の笑顔でした。
リッキーの笑顔、たまりませんね!!
前回のストーリーでリッキーのいいところを見れたので可愛さ満点です。
エドワードによるシャドーを閉じ込める檻は、どれもすすが鍵となっているらしく、パトリック様のとても狭い箱は、粉ラムネのようにすすを型にはめ固めることによって、鍵を作ることが出来る仕組みだったよう。
すすってめっちゃ簡単に固まるんだなーって思いました。
もしこれが粉ラムネだったら、鍵を作ってもすぐにボロボロかけちゃいますが圧縮するだけで、それなりの強度を持たせることが出来るんですね。すごい。
無事にパトリック様は箱から脱出。
地味に僕が懸念していた、エミリコによる服の汚れは無さそうで良かったです。
それどころか、手にエミリコのあげた黄色い可愛い水仙が!ちゃんと持ってた~~可愛い~~。
そしてラムはトンネルを抜けて
暗いのが苦手なラムがトンネルの中を一人で…!!
え、えらい…!ランタンを選んだのも暗いのが苦手だからなのに!
でもそのランタンが役に立ちました!
シャーリーのもとについたラムはエミリコのエプロンから発想を得たのか袋を鋏で分解し、自分の手と顔に巻きつけ、その小さな鋏でシャーリー様のまわりのかぶれる花を切っていきます。
かぶれる花というとなんとなくそんなに大事にならなさそうな響きがありますがミセス・コルセット曰く「触れれば恐ろしい火傷になる」とのこと。
かぶれる花はなんだろう?
さて。このかぶれる花がなんなのか、ネットで検索をしながら僕は以前「ハナウドかな~」と予想を立てましたが植生を考えるとどうも違うような気がしてなりませんでした。
悩んでいるところに、シャドーハウス考察ブログを運営していらっしゃる
“来客のない奇妙な館”管理人さまより、2つの花の可能性を頂きました!(ありがとうございます!!)
どちらもセリ科の花です。
それぞれ、グーグルの画像検索へリンクをしていますが是非一度見てみてください。
見ていただければ分かる通り、かなり花の形が酷似しています!
ストーリーの中の花がなんなのかは、作者であるソウマトウ先生しか知り得ませんが、現実にこんな花が存在するんだなぁと勉強になりました。
また、ジャイアント ホグウィードはその毒性も有名で、本当に火傷のように水ぶくれになっている痛々しい皮膚の様子もみられます。
あの樹液がどうか、ラムの顔や手に飛んでいませんように!!
初めて口を開いたシャーリー様
ラムの顔が喜んでいるように見えます…シャーリー様、なんておっしゃったんだろう。
初めての声に驚くラム。その控えめに開かれたお口からなんという言葉が紡ぎ出されたのでしょうか。(ポエミー)
大団円…??
難関を乗り越え、皆が成長しお披露目を終える…
な~んていうことは重鎮の皆様はちっとも望んでいらっしゃらないようですね!
特にパーマネント伯爵ことライアンはすすを飛ばしながら怒鳴ります。
他のシャドーの方々も、全員合格には難色を示している様子。
みんな揃って合格…
いやいや、一組残っていますよ。
「一番かわいそうなのが…」
というところで、副題の「一番かわいそう」が出てきましたね。
「ケイト様!!」と声をかけるエミリコ。
しかし、ケイト様は茨の薮の上に檻に入った状態。
想像よりもかなり茨の丈が高く、驚きました。
ケイト様の檻をどう打破するのか問題
エドワードはどの檻にもそれぞれ何かかしら、解除する糸口や仕組みを仕込んでいたようですね。
ジョン様、パトリック様の檻は今回明かされた通りのすすの鍵。
ルイーズ様もすすを出さなければどこにいるかがわからなかったわけです。
今回ジョセフがシャーリー様の仕掛けを見てすすを出せば上部が外れかぶれる花が落ちるはずだったがと言っていますが
これはすすを出せたら良かったのに、ということでしょうか。花はシャーリー様を避けて落ちるはずだったのかしら…??
それとも、花が落ちるとシャーリー様が火傷を負うはずだった…??
ケイト様がすすを出し続けていたらどうなっていたかが気になります。
もしや、すすを出すことによって檻から出られたのかな?と考えています。
いやしかし、檻から出られてもあの茨の藪の上。厳しいことには違いありませんが。
終わりに
いよいよ、エミリコがケイト様に会えました。
来週どうなるのか…!気になりますね!!
ではっまた来週!!
コメント
白灰猫様
こんばんは、此度も拙ブログをご紹介頂きありがとうございます。
出オチというか、何というか、とにかく第39話を読んで最初に思うのは、ソフィのことですよね。触れないわけにはいかないインパクトがありました。文字通り「口吻を出しながら興奮」するソフィに我々読者もドン引きです。
恐らく4巻に収録されると思いますが、そうなるとまさしくソフィの視線の先に前回ラストのジョンが立っているわけで、気色悪さが倍増です。
本当に、「うわっ」ですね。
さて、本題のシャーリーの花についてですが、大きさや毒性の強さから、やはりジャイアント ホグウィードのような気がしてきました。よくもまあ、ラムは正面突破を試みたものです。
シャーリーへの忠誠心のなせる業、という面もあったでしょうけども、エミリコのこれまでの姿がラムに勇気を与えたのだと思います。加えて、第33話冒頭のショーンの言葉も、きっとラムの心に響いていた筈です。
大広間で泣いていたラムの姿は、遥か昔のようですね。
主人と生き人形だけではなく、生き人形同士の絆も描くとは何とも憎い演出です。
それにしても、エミリコはどうやってあの茨を潜り抜けるのでしょうか?
まさかの強行突破もあり得ますが、ケイトが傷だらけになるエミリコを見て耐えられるとは、到底思えません。出来ればケイトの悲鳴は聞きたくないなあ、と思いつつ、ある意味ルイーズの態度と好対照な描写になるんじゃないかなとも思いますし、何とも予想がつけられませんね。
ケイトを見上げるエミリコは、一体どんな表情をしているのでしょうか。
“来客のない奇妙な館”管理人さま
返信が遅れてしまい、大変失礼いたしました。
今回やっと管理人さまから教えて頂いたお花を紹介出来ました。気になっている人も多かったのではないかと思います。
もちろん、確実に知ることは叶いませんが、現実の花と照らし合わせてドキドキする分には問題ないですよね笑
トンネルをくぐるラムの表情の勇ましいこと。本当に大広間で泣いていたのは数ヶ月前のような気さえします。
そして仰るとおり、きっとエミリコの言葉、行動…そしてショーンからの言葉もラムに勇気を与えてくれたと思いますね。
もう、どこまでも生き人形たちが平和に生きて欲しいと願わずにいられません!笑
そしてケイト様とエミリコを阻む茨の攻略法は想像がつきません…
強行突破なんてした日には、エミリコは無事では済みませんよね。傷だらけになるエミリコ…それは見ていられません…!!
すべての檻はすすをキーにして解除が出来るようですが、ケイト様の場合檻が落ちれば茨の中に落ちて無事ではすみません…
本当にエドワードはなんてステージを用意してくれたのでしょう…。
コメントありがとうございました^^